美容室専門税理士の選び方how to choose
おすすめの美容室専門税理士の選び方
選び方1 「自分のために何をしてくれるのか?」
よくこんなお話をお聞きします。
「ウチみたいな個人経営の美容室に顧問税理士なんて不要だし、必要があったとしても、確定申告だけやってくれたら十分」。
果たしてそうでしょうか?
あなたは、自分の目標を持って経営されていますか?
その目標はきちんと達成できていますか?
残念ながら、規模が小さいほど時間に追われ、将来に目を向けて取り組むことが難しいものです。また、忙しいので相談する適切な相手も時間もない、というのが現実ではないでしょうか?
いったい、自分のために何をしてくれる税理士が必要なのか?をよく見極めてください。
選び方2 「タイムリーに業績把握と分析を行っているか?」
「経営は生き物」と言った経営学者がいます。
つまり、「今月はものすごく売上があがった」としても、この好調が来月も、再来月も続くでしょうか?
また、あなたは、業績が一年を通して、右肩上がりできているのか、去年と比べてどうかなど、短期・長期の業績把握や、分析ができているでしょうか?
規模の大小に関わらず、まずは、現状把握、また、短期・長期の業績把握。
そのうえで、問題点があれば、早々に解決したり、将来の目標への布石を打っていく、という作業を進めることが大切です。
そのために、毎月の業績をタイムリーに把握し、また、問題や悩みが生じればいつでも相談に応じてくれるパートナーとしての税理士が必要なのではないでしょうか?
選び方3 「顧問料は適切か?」
よく、顧問料の高い、安いで税理士を選ぶ方がいます。
実は、税理士の顧問料は、以前は基準料金のような設定がありましたが、現在はありません。ネットを検索すれば、「月々○○○円から」、などと顧問料の安さを売り物にしている税理士が多くいます。
私も含めて、誰もが高い買い物をしたくありません。
しかし、「高い買い物」というのは、「とりあえず安ければいい」という意味ではないはずです。また、「月々○○○円から」と記載されていても、「から」というのは、それが最低料金であるという意味で、実際に契約してみると、その何倍かになった、という話もよく耳にします。
「必要なときに」「必要なことをしてくれて」結果として、「自分の目標が達成できる」そのための税理士であり、そのために支払う顧問料として、サービスに見合った、いや、サービスを考えたらリーズナブルな額を設定している税理士を選ぶべきではないでしょうか?