美容室経営のツボ
それぞれの段階で取り組む課題
2021/10/31
こんにちは!
理美容室専門税理士の七野です。
私も現在、60件ほどの理美容室さんとお付き合いさせていただいているのですが、その経験の中で新たに学ぶことが時々あります。
最近、ちょっと思ったこと(まだ、十分に追及はできていませんが)を皆さんにシェアしたいと思います。
それは、「それぞれの理美容室さんには、段階に応じて取り組む課題があるのではないかな」、ということです。
どういうことかというと、まず、普通は開業したばかりのサロンさんは、当たり前ですが、「いかに売上をあげたらいいか?」ということに悩まれると思います。
この課題が第1段階です。
そして、開業されて2~3年経過した頃にこんな悩みを持たれるようになります。
「人材が欲しいけど、なかなかいい人に来てもらえない」
私は、この悩みは第2段階だと思っています。
開業されたそのサロンで、まずはどうやったら集客ができるか?とことん取り組んでください。
週末少し断るようになったから、と言って、次の人材を考えるのは時期尚早です。
まずは、今のスタッフで平日、週末を問わず、サロンのMAXを目指しましょう。
そして「あと一人スタッフ(スタイリストまたはアシスタント)が入ってくれたら売上50~100万円増えるはず」というところまで来たら、人材について悩んでください。
もちろん、人材確保は次のステップにはとても重要なカギとなります。
経営上の課題を一つ一つクリアしていく、ということも大切です。
いくら多店舗化を目指していても、また、人材確保が難しいと言われる現在の状況でもコストがかかるスタッフを今抱えるのは正解ではないこともあります。
第3段階は?
それは多分、サロンの目指す形によって異なると考えます。
でも、とりあえず、第1,第2はずっと一人でやっていかれるサロンさん以外は皆さん同じだと思います。
どうか焦らず、今の自分の課題は何なのか、よく考えて行動してくださいね!
理美容室専門税理士 七野